Rocket Adriftが開発し、Black Lantern Collectiveがパブリッシングを担当するホラーゲーム『Dead Finger Dice』が、10月24日(金)にSteamでリリースされた。
命と指を賭けるホラーギャンブルが開幕。その豪華客船に、逃げ場はない。
あなたの相手は、人の心を弄ぶ狡猾なディーモン。
そして賭けるものは“自分の指”。
命を懸けた「サイコロポーカー」が、いま幕を開ける――。
切り落とすたびに死が迫り、滴る血が冷たくテーブルを濡らす。
恐怖に呑まれるか、それとも悪魔を出し抜くか。
この地獄のような賭場で、最後に笑うのは誰だ。
以下、プレスリリースより引用。
クルーズ船を脱出するため、悪魔のビリオネア達と命を賭けたゲームを始めよう―ホラーギャンブルゲーム『Dead Finger Dice』がSteamでリリース開始!
欲望、恐怖、運の渦巻く悪夢のローグライク型ポーカーダイスで、あなたは自らの運命をダイスに託す。

パブリッシャーのBlack Lantern CollectiveとディベロッパーのRocket Adriftより『Dead Finger Dice』が本日Steamでリリースとなりました!悪魔のビリオネア達により巨大クルーズ船に閉じ込められたあなたは、呪われた悪魔のゲームへとその身を投じることとなります。
あなたに残された道はただ1つ。
ダイスを振り、ビリオネア達に勝利することです。
『Dead Finger Dice』はダイス作りとポーカーダイスが楽しめる、ホラーと社会的皮肉の入り混じったローグライクゲームです。
あなたはこの呪いのゲームに勝利し生き残るべく、5つ一組のダイスを3度振り、ダイスの出目をそろえて強いポーカーの役を狙います。
ゲームに敗北すれば、あなたの死体は海へと捨てられ、また新たな犠牲者へと悲劇は繰り返されます。
もしゲームに勝利すれば、あなたは倒した相手の呪いの素材、チャーム、それから何本かの指を獲得します。
『Dead Finger Dice』あらすじ

ここはクルーズ船アヴァリス号。
船の中に満ちる汗と潮風とカネの臭い。
金持ちたちの笑い声とダイスの転がる音、そしてそれらをかき消すほどの悲痛な叫び声。
自らの強欲を恐るべき牙に変えた悪魔のビリオネア達により、卑劣で飽くなき欲望と共に歪められたルール。あなたはこの悪夢から抜け出すため、呪いの素材を組み合わせてダイスを作り、対戦の合間も着々と次のゲームの準備を進めていく。

ダイスが振られるごとに、死体は海へと投げ捨てられる。あなたに生き残る術は果たして?
ゲームの主な内容

● 相手となる悪魔のビリオネア達: 5人の悪魔のボス達と対戦せよ。歪なルール、卑劣な期待値の改ざん、そして飽くなき欲望。あなたはこれらと対峙しなければならない。
● ダイス作りとポーカーゲームの組み合わさったローグライク:ゲームは常に生死を賭けた戦いとなる。ダイスのロールやリロール、レイズやコール、それといざという時のブラフ。これらは全て勝負の鍵となる。ワンペアか、それともファイブ・オブ・カインドか。あなたの揃える役が生き残るか海に捨てられるかの運命を決める。
● 闇のダイス改造:対戦後に獲得する指と素材。これらは単なる報酬ではない。これらは禁断の呪いでダイスに細工を施し、ゲームを戦い続けるための大切な切り札となる。
『Dead Finger Dice』に関する詳細な情報および今後の開発に関する情報を知りたい方は、ぜひゲームの公式SteamページとBlueSkyまたはBlack Lantern CollectiveのDiscordをチェックしてみてください。
【パブリッシャー紹介】Black Lantern Collectiveとは
Black Lantern Collectiveは、ホラージャンルで15年以上の経験を持つホラーのベテランスペシャリストたちの集まるチームです。
私たちは従来のゲームパブリッシングの枠を超えていきたいという思いから、大胆で、奇妙で、リスク知らずで、恐怖を煽るテーマを探求し、狂気的でありながら記憶に残る体験をプレイヤーに届けられるゲームを、世に出すことに注力しています。
【開発スタジオ紹介】Rocket Adriftとは

Rocket Adriftはビジュアルノベルの『Raptor Boyfriend』やサイバーパンクアドベンチャー『Psychroma』の製作で知られる、カナダのトロントを拠点とするインディーゲームスタジオです。
私たちが目指すのは、ゲームプレイやストーリーを通じて比較的焦点の当たらないプレイヤー層にも豊かなゲーム体験を届けること、そしてそれ以外のプレイヤーたちにも、多種多様なキャラクターたちがユーモアとひたむきな誠実さと共に葛藤する姿に共感できるような作品を届けることです。
クイックプレイレポート:鉄の箱舟で見えた闇のギャンブル

プレイを始めると、圧倒的な不気味さにすぐ引き込まれる。
精密なピクセルアートで描かれる悪魔たちは、どこかユーモラスでありながら不気味。
閉鎖された船内の空気が、息苦しいほどリアルに伝わってくる。
軽快なサウンドの裏に潜む、不穏なリズム。
ポーカーダイスの一投ごとに、ヒリヒリするような緊張と心を落とす静寂が交互に訪れる。
ルールはシンプルだが、ダイスの改造やリスク管理など、思わずのめり込む深みがある。
そして――最も衝撃的なのは、“指を切断する”瞬間だ。
痛みを想像しながらボタンを押す指先に、奇妙な高揚が走る。
恐怖と嫌悪のはざまで、それでもどこか「美しい」と感じてしまう。
現実では絶対にできない行為を、
ゲームという箱舟の中で、あなたも賭けてみてほしい。
NoirPix編集部より――

不気味で、醜くも魅力的な悪魔たちとのギャンブルを描くホラー作品。
ダイスを振る一瞬の判断が、あなたの“指”と“命”を奪うかもしれない。
Steam版は好評配信中。
――さあ、地獄のテーブルへようこそ。
© Black Lantern Collective / Rocket Adrift
※本記事の一部内容は、Ukiyo Studiosより配信されたプレスリリース資料をもとに構成・引用しています。
