壁の向こうに潜む謎のシェフへ弁当を作り続けるテトリス風ホラーゲーム『Don’t Let It Starve(ドント・レット・イット・スターヴ)』が、2026年6月13日にSteamで発売された。
本作は「弁当作り」と聞くと穏やかな印象を受けるが、その実態は得体の知れない存在へ食事を捧げ続けるローグライト作品だ。食材をテトリスのように詰め込みながらスコアを稼ぎ、生き延びることを目指していく。
実際にプレイしてみると、ホラーというよりもコンボ構築の中毒性が印象に残る作品だった。
弁当箱の中でコンボを作り続ける
ゲームの基本ルールはシンプル。
プレイヤーはさまざまな形状の食材を弁当箱へ配置し、一定以上のスコアを獲得していく。食材にはそれぞれボーナス条件が存在しており、組み合わせ次第で得点が大きく伸びる。
例えばライスを複数並べれば「大盛りライス」、パンとソーセージを組み合わせれば「ホットドッグ」といったコンボが発生する。
最初は隙間なく詰め込むことばかり考えていたが、次第に「どのコンボを狙うか」を考えるようになった。
単なるパズルゲームではなく、スコアを伸ばすための構築ゲームとしての側面が強い。
コンボが連鎖する瞬間が気持ちいい

プレイしていて特に気持ちよかったのは、想定していなかったコンボまで連鎖した瞬間だ。
ひとつの配置がきっかけとなり、複数のボーナスが同時に発生する。スコアが一気に跳ね上がり、ノルマを大きく超えていく感覚はかなり爽快だった。
どこか『Balatro』を遊んでいる時のような感覚にも近い。
もちろん運の要素もある。狙った食材が出現せず計画が崩れることも珍しくない。しかし、それも含めてローグライトらしい面白さになっている。
アイテムと強化でビルドを組み立てる

ラウンドをクリアすると新たな能力(シェフの料理)を獲得できる。
プレイ中にはコインを使ってアイテムを購入することもでき、特定食材を強化する構成など、自分なりのビルドを作っていける。
記事執筆時点では序盤のみのプレイだが、アイテムやツールの数もかなり多く、繰り返し遊ぶことを前提に設計されている印象を受けた。
単純なパズルゲームで終わらず、ローグライトとしての奥行きもしっかり用意されている印象だ。
ホラーよりも“不穏さ”が印象に残る

本作はホラーゲームとして紹介されているが、プレイした範囲ではジャンプスケアなどの強烈な恐怖演出はそれほど多くなかった。(痛みを感じる演出はあるが……。)
むしろ印象的だったのは、壁の穴の向こうから感じる気配や、弁当を作り続けなければならない状況そのものだ。
ノルマを達成できなければ、プレイヤー自身が食材になる。
だからこそ、食材を配置する何気ない時間にもどこか落ち着かなさが残る。コンボでスコアを稼いでいるはずなのに、壁の向こうには常に何かがいる。その存在を意識した瞬間、弁当作りは少しだけ違う顔を見せる。
コンボ好きなら一度触れてみてほしい

『Don’t Let It Starve』はホラーゲームというよりも、テトリス風パズルとローグライト構築を組み合わせた中毒性の高い作品だった。
食材を詰め込むだけのゲームかと思いきや、コンボを組み立て、ビルドを育て、スコアを伸ばしていく楽しさがしっかり用意されている。
特にコンボが連鎖して大量得点が発生した瞬間の気持ちよさは格別だ。
ホラーが苦手な人でも遊びやすく、パズルゲームやローグライトが好きな人なら十分楽しめる作品だろう。
以下、発売開始にあわせて公開されたプレスリリースを掲載する。
テトリス風“弁当作り”ホラーゲーム『Don’t Let It Starve』がSteamで配信開始!
もし『CloverPit』と“弁当作り”が出会ったら?
中毒性抜群の“弁当作り”ホラー『Don’t Let It Starve』が誕生!

2026年6月13日 – クラクフ(ポーランド)
Black Lantern Collectiveは本日、“弁当作り”とホラーを融合させたローグライトゲーム『Don’t Let It Starve』をSteamにて配信開始しました。
価格は920円(税込)で、リリース記念として期間限定15%オフで購入できます。
Eduardo Scarpato(エドゥアルド・スカルパート)氏が開発を手がける本作は、
『CloverPit』を彷彿とさせる中毒性の高いゲームサイクルと、
『バイオハザード4』などでおなじみのインベントリ整理システムを融合させた
ローグライトホラーゲームです。
プレイヤーは換気口の奥に潜むシェフの怪物へ弁当を作り続け、
その底なしの食欲を満たさなければなりません。
限られた時間の中でさまざまな形の食材を弁当箱へ詰め込み、より高いスコアを目指します。
食材は回転や反転が可能で、効率よく配置することでコンボが発生します。
さらに相性の良い具材を組み合わせればボーナスを獲得でき、
弁当箱を隙間なく埋めることでさらなる高得点を狙うことができます。
ラウンドをクリアするとコインを獲得でき、新たなアイテムやモディファイアを購入可能です。
スコア倍率を高めたり、運要素をコントロールしたり、強力なシナジーを生み出したりと、
多彩な戦略でゲームを攻略できます。
プレイを重ねるごとに新たなアイテムやチャレンジが解放され、攻略方法も大きく変化していきます。

怪物は飢えを満たすことができれば「出口の鍵」を渡すと約束します。
しかし、そこへたどり着くまでの道のりは決して平坦ではありません。
手に入るアイテムや効果を駆使しながら、怪物の要求に応え続ける必要があります。
もし怪物があなたの料理に満足しなければ――次に食卓へ並ぶのは弁当だけではないかもしれません。
生き残ろうと力尽きようと、悪夢はそこで終わりません。プレイを進めることで新たなツールやチャレンジ、モディファイアがアンロックされ、ゲーム体験はさらに変化していきます。
さらに4段階の難易度モードを搭載。奇妙な形の弁当箱や厳しいスコア条件、
容赦なく迫る制限時間など、プレイヤーを待ち受ける試練は尽きません。

■ 主な特徴
● テトリス風の弁当作りパズル
『バイオハザード4』などでおなじみのインベントリ整理システムに着想を得たゲームプレイ。肉や穀物、野菜などを上手く配置し、理想の弁当作りを目指しましょう。
● 120種類以上のアイテム
食材を詰めるだけでは生き残れません。多彩なアイテムや効果を組み合わせ、自分だけの強力なシナジーを構築しましょう。
● 毎回異なるローグライト体験
新たなチャレンジやモディファイアをアンロックしながら、プレイするたびに変化する状況へ挑みましょう。制限時間30秒、変形した弁当箱など、極限の状況が待ち受けています。
発売日:2026年6月13日
価格: 920円 (通常価格)※リリース記念として期間限定15%オフ
Steam Deckとの互換性とコントローラー使用をサポート
日本語対応
Black Lantern Collectiveについて
Black Lantern Collectiveはホラーゲームを専門とするパブリッシャーです。
世界中のクリエイターと協力し、独創的なホラー作品の開発・販売を支援するとともに、
自社タイトルの開発にも取り組んでいます。
※本記事はUkiyo Studiosより提供された『Don’t Let It Starve』のプレスリリースおよびゲームキーをもとに作成しています。
© Black Lantern Collective
ライター/Nerikeshi
