巨大な紫色の犬に餌を与え、散歩へ連れて行き、お風呂に入れる。

どこか『Nintendogs』を思わせるペット育成ゲームの姿をしている。(紫色の犬という時点で不気味さを感じるが)しかし、その実態は不穏な秘密を抱えたサイコロジカルホラーだ。

『Pepper the Giant Purple Dog』は、巨大な紫色の犬「ペッパー」の世話をする一見牧歌的なペットシミュレーターとして始まる。餌を与え、散歩へ連れて行き、ともに穏やかな時間を過ごしていく――少なくとも最初のうちは……。

やがてペッパーの空腹は常識を超えて膨れ上がり、プレイヤーはある問いを突きつけられる。

「一匹の良き子犬に、どれほどの命を捧げられるだろうか?」

Silvercity Sharksは、そんな不穏な物語を描くホラーゲーム『Pepper the Giant Purple Dog』を発表した。

発売されなかった幻のペットシミュレーター


物語の舞台となる『Pepper the Giant Purple Dog』は、2002年に発売予定だったものの、何らかの理由によって世に出ることがなかったという架空のゲームだ。

プレイヤーはジェイコブとしてゲームを起動し、巨大な紫色の犬「ペッパー」の世話を始める。餌やりや入浴、散歩といった日常的な世話をこなしながら、ノーマルビルの街を探索していくことになる。

一見すると平和な世界だが、どこか違和感が漂っている。

街の住民たちは時折奇妙な言動を見せ、景色や出来事にも説明のつかない不自然さが混じり始める。

ペッパーの空腹は終わらない


やがて物語は不穏な方向へ進み始める。

ペッパーは徐々に空腹を訴えるようになり、その欲求は次第に膨れ上がっていく。

最初は些細な世話だったはずが、やがてプレイヤーは重大な決断を迫られることになる。

本作が掲げる問いはシンプルだ。

「一匹の良き子犬に、いったいどれほどの命がかけられるのか?」

ペッパーのために何を差し出し、どこまで踏み込むのか。その選択が物語の行方を左右していくようだ。

ノーマルビルに隠された秘密


ゲーム内ではNPCとの交流やオープンワールド探索も用意されている。

住民たちは親しげにプレイヤーを迎え入れてくれるが、すべてが見た目通りというわけではない。ノーマルビルには数多くの秘密が隠されており、探索を進めることで少しずつその真相が明らかになっていく。

また、実写映像や2D・3D表現を組み合わせた演出も特徴のひとつ。失われた子ども向けゲームを発掘しているかのような独特の空気感が、本作の不気味さを際立たせている。

複数のエンディングを収録


本作には複数のエンディングと分岐ルートが用意されている。

平和的な解決を目指すのか、それともペッパーの要求に従い続けるのか。プレイヤーの選択によって結末は変化するという。

かわいらしい見た目とは裏腹に、不穏な秘密と重い選択を秘めた『Pepper the Giant Purple Dog』。

巨大な紫色の犬が抱える飢えの先に何が待っているのか。その真相が気になる作品だ。

作品情報


タイトル: Pepper the Giant Purple Dog
ジャンル:シミュレーション
開発元: Silvercity Sharks
パブリッシャー: Silvercity Sharks
リリース日: 2026年第3四半期
価格:未定

※本記事は4Boars経由で提供されたSilvercity Sharksの情報をもとに作成しています。
© Silvercity Sharks

ライター/Nerikeshi